COCOOの第一弾商品がなぜそばちょこ形状なのか?
一言で言うなら、僕のエゴ。
でも、そばちょこほど大衆的で、マルチな容器はないと思う。
コーヒーに日本茶、アイスクリームなどなど、なんでもござれ。
そして、手に収めると何とも愛おしいしっくり感。
これって、もうカタチ自体が偉大な発明じゃないか。
それも無名の作り手たちが長年かけて辿り着いた、「民藝スピリッツ」の結晶と言っていい。
柳宗悦も大好きだったそばちょこ、
そんな大家の名前を出してしまうと、とっても恐れ多くなってしまうのだけど、COCOOのスタートはそばちょこからと決めていた。
こんな感じで、ついいっぱい語りたくなってしまう、そばちょこ。
権威や作法とは対極にある、そばちょこ。
ぼーっと眺めていてもずーっと飽きない、そばちょこ。
COCOOはそんなそばちょこの末席にちょこっと並べたかったのです。